カテゴリー:事業承継の失敗事例
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紙書籍 〈4訂版〉税理士が見つけた(本当は怖い)事業承継の失敗事例55
10年後にしかわからない事業承継の失敗が 今スグわかる!回避できる! 「経営は次の世代にまかせよう。 何事も経験だ!」 確かにグローバル化の波に 立ち向かう次世代の経営者には、苦難も薬のうち。七転び八起きの力強さを… -
相続税に係る自社株式の納税猶予制度を活用し、母と姉と自分で自社株の相続をした
私は、酒造会社のC社で専務取締役をしておりますが、この度、代表取締役社長である父が他界しました。 自社株式の相続においては、父の保有していた株式(持株割合は100%)の全てを私が取得し、代表取締役社長として会社の事業… -
相続税に係る自社株式の納税猶予制度で承継した株式の一部を譲渡しようと考えた
私は貨物運搬会社を経営しており、その会社の代表取締役を務めております。その会社の株式の3分の2を3年前に先代の父から相続により譲り受けました。また、その株式にかかる相続税の納税猶予を受けています。 この度、資金的に余… -
相続税に係る自社株式の納税猶予制度で承継した株式を今度は贈与税の納税猶予制度で息子に承継しようとした
私は、運送会社のC社で常務取締役をしており、父は同社で代表取締役をしておりました。父が他界したことにより、後継者となる私が父の保有していた自社株式の全部を譲り受けることになりました。その際に、相続税に係る自社株式の納税猶… -
贈与税の納税猶予制度を適用することはできないと言われてしまった
私は、建設会社であるB社で代表取締役会長をしております。 会社の継続・発展のためには世代交代が必須であると考え、5年前より長男を代表取締役社長に就任させ、後継者として会社経営のノウハウを教えてまいりました。 いよ… -
従業員のリストラをしたため相続税の納税猶予の取消事由に該当してしまった
私は、アパレルメーカーであるA社で代表取締役社長をしております。 3年前に代表取締役であった父が他界し、相続により父の保有していた自社株式(100%)の全てを取得し、そのうち3分の2について、相続税に係る自社株式の納… -
事業承継にあたり、会社の全株式の生前贈与を受けたため、相続時、兄弟の相続が遺留分を下回った
私は、精密機械メーカーのB社で常務取締役をしております。父は代表取締役をしており、2人の弟も同社で取締役をしております。 年齢等の点から父が引退することになり、後継者となる私が父の保有していた自社株式の全部を贈与に… -
自社株式を会社に買取らせて相続税の納税資金を確保した
私は、外食産業のA社で専務取締役をしておりますが、代表取締役をしていた父が他界したため、自社株式を譲り受けることにより事業を承継することになりました。顧問税理士に相続税を試算してもらいましたが、想像以上に多額であり、手… -
医療法人の相続対策を特に行っていない
私は医療法人の理事長を務めています。この度息子が医学部を卒業し、ようやく後継者ができたと一安心しています。医療法人の出資にも相続税がかかると聞きましたが、私には子供は1人しかいないため、相続でもめる心配もないし、まだ先の… -
相続税の納税資金が無いので自社株を物納しようとしたが物納申請が却下された
父は、会社の株式の30%を保有しております。このたび、後継者でもある私(長男)に、その保有する株式全てを相続させる内容の遺言を作成しました。その後、実際に相続が発生しましたが、納税資金がありません。不動産を売却し、納税… -
事業承継にあたり、金庫株の特例の活用を考えた
小売業を営んでいた父に相続が発生し、父が保有していた株式を後継者である私が相続することとなりました。 しかし、株価が高額なため、相続税額も高額となったため、相続税を納税することができませんでした。 そこで、金庫株… -
時価の高い不動産を所有している会社の100%親会社の株価対策を特に行っていない
私の一族は、A社(製造・販売業)の株式を100%所有しており、A社は、B社(不動産賃貸業)の株式を100%所有しています。いわゆるA社とB社は100%グループ内法人です。B社は、時価の高い不動産を多く保有しているため株価… -
後継者の会社へ高収益物件の移転を検討している
甲は不動産管理会社A社を100%保有しており、後継者である乙は不動産管理会社B社を100%保有しています。B社において、高収益物件X(時価10億円、簿価1億円)の買取資金の目処がついたことと、A社で新たな資金需要が生じた… -
経営しているグループ会社を3社の事業承継が心配だ
私は飲食店業のA社、ホテル業のB社及び不動産賃貸業のC社の経営者です。A社は高級食材の割にリーズナブルなメニューがお客の心を掴み好業績、社歴が長く利益の蓄積により純資産が厚く、逆にB社は最近業績が振るわずここ数年債務超過… -
自社の特定の事業部門が好調で株価を押上げ、相続対策を困難にしている
私は食品の製造・販売及び不動産賃貸を行っている会社を経営しており、その株式の全てを所有しています。最近、顧問税理士に会社の株価を試算してもらったところ、食品の製造・販売事業で高収益をあげているため、株価が想像以上に高く… -
ほぼ同じ割合で株式を相続した兄弟と経営方針をめぐり意見が食い違い関係が悪化した
私は、兄弟3人で親から引き継いだA社を経営しております。A社の株主構成は、長男である私が34%、他の兄弟がそれぞれ33%ずつ保有しております。株式はそれぞれ3人で保有しておりますが、亡くなった父は生前から私に会社の経営を… -
相続財産の大半が自社株なので相続税が心配だ
私は従業員約30名の会社を経営しており、会社の株式を全部所有しております。将来的には会社を息子に承継させたいと考えておりますが、会社の業績が良く株価が高いため、株式の移転に伴う税金の負担が心配でなかなか実行に移せません。… -
早目に事業承継したいが、子供に株式を買い取る資金が無い
私は会社の株式の大半を所有していますが、当社は業績が順調に伸びてきており、今後は株価が上昇していくと考えられます。このままだと自分に相続が発生したときに相続税の負担が重くなると思い、早めに子供に株式を移転した方がよいと思… -
事業承継にあたり、退職金をもらって引退するが、株式を移転するのはもう少し先にしようと考えている
私は自分の会社の社長を務めていますが、そろそろ子供に代表の座を譲ろうと考えています。会社を辞める際には退職金の支給を受け、その後は悠々自適な生活を送るつもりです。会社の代表は去りますが、子供への株式の移転はまだ先でいいか… -
小規模な会社なので特に事業承継対策を考える必要はないと考えている
私は会社を経営しており、その株式の全てを所有しています。家族を含めた少人数で運営している小規模な会社であり、自分の会社の株式にはたいした価値がないと思っています。自分に万が一があった場合には息子に事業を引き継いでもらう予… -
医療法人の事業承継にあたり、無配なので相続に有利な株式評価が可能だと考えた
私の父(出資持分100%)は、都内で産婦人科の医療法人(持分の定めのある社団医療法人)を経営しておりましたが、このたび亡くなりました。 法人の事業は私が引き継ぐことになり、出資の全部を私が相続します。 当法人の出資… -
2期連続無配なので配当還元価額により株価はゼロ円の評価になると考えた
私は住宅リフォーム会社を経営しています。最近、2期は業績悪化により配当は実施していません。配当還元価額は、直前期末以前2年間の年配当金額をもとに計算すると聞きましたので、当社の場合には配当還元価額はゼロ円になると考えてい… -
自動車整備工場の敷地を保有する会社の評価を類似業種比準価額で算出した
私は都内で自動車整備工場を経営しています。会社の敷地は、先代の社長の時代に購入したもので含み益が相当あると思います。また、社歴が長いこともあり貸借対照表の純資産に過去の利益の蓄積が進んでいます。 今年の会社の決算が悪… -
純資産価額による評価にあたり、最近取得した資産も含め全てを相続税評価額で算出した
私は、飲食業を営む会社を経営しております。株式については、息子への贈与を考えていますが、当社は会社規模が小会社であるため、純資産価額による評価を行いました。その際に、土地及び建物を含む全ての財産について、相続税評価額によ… -
株式評価にあたり、会社の土地に含み益があるが、評価額がわからなかったため簿価により純資産額を算出した
私は衣料品の製造会社を経営しています。息子への株の贈与を考えていますが、当社は会社規模が小会社であるため、純資産価額と類似業種比準価額の折衷により、株価を評価すると思います。土地に含み益がありますが、評価額がいくらか分か… -
不動産賃貸業ではなく不動産販売業として類似業種比準価額で株式を評価した
私は、不動産販売業を営む会社を15年間経営しており、5年前からは、不動産賃貸業もスタートしました。数年前からは不動産販売の業績が極端に低迷しているため、最近の売上は、不動産賃貸によって支えられている状況です。 今回、… -
事業承継にあたり、代表権は10年後を目処に、株式はすぐにでも贈与しようと考えている
私は卸売業を営む会社を経営しています。私もいい歳となってきたのでそろそろ会社の第一線を退くことを考えるようになりました。当初はこの先10年を目処に息子に会社の代表権を渡そうと思っていましたが、株だけは早めに渡してしまった… -
事業承継にあたり、類似業種比準価額により売却価額を算定した
私は会社を経営しており、この度息子に株式の売却をしようと思っています。私の会社は売上も従業員も同業他社と比べ多い方であるので大会社であると思っています。大会社である場合の評価は類似業種比準価額によると聞いたので類似業種比… -
兄から配当還元価額で株式を買い取ることにした
私は兄弟で会社を経営しており、その株式を兄弟で半分ずつ所有しています。この度、兄が会社の経営から退くこととなったので、兄から株式を買い取ることになりました。買取金額は兄と長年経営してきたことや、兄弟であるということから配… -
後継者である息子は自分流に会社を作り上げようとしており、新しいことをどんどんやりたがる
私は、小売業を営むD社のオーナー経営者でしたが、そろそろ代表の座の引き際と考え、かねてからD社の常務取締役として頑張ってもらっていた息子へバトンタッチを行いました。しかし、息子は代表者になった途端に新しいことをやりたがり… -
後継者である長男が生え抜きの役員や従業員と折合が悪い
私は、サービス業を営むC社のオーナー経営者です。そろそろ事業承継を考え、私の長男にC社を継がせるため、上場企業で管理職として働いていたところを当社へ呼び寄せ、専務取締役として経営の一部を任せることにしました。サービス業は… -
息子がいないので外資系企業へのM&Aを検討している
私は、不動産業を営むB社の経営者です。しかし、私には子供がいません。また、他の親族内にも後継者に適した人物がいないため、外資系企業へのM&Aを検討しています。 電子書籍のお買い求めはコチラ … -
父親に事業承継のことを言い出せない
私の父は、製造業を営むA社のオーナー経営者です。いわゆるワンマン経営者であり、年齢は60歳になりますが、常に生涯現役を言葉にしており、事業承継のことは一切口にしません。私は息子で専務という肩書きはあるものの経営に関する権…