カテゴリー:飲食業経理の失敗事例
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紙書籍 税理士が見つけた!(本当は怖い)飲食業経理の失敗事例55
新規開店、新装リニューアル、新メニュー開発・・・・。 時として失敗を恐れぬチャレンジが必要な飲食店経営。 でも、だからこそ、「経理」で失敗してはいけません。 本書はあらかじめ「飲食業経理の失敗」から 貴店を守る一… -
法人成りに伴い、厨房設備を個人から新設法人に移転した
私は数店の居酒屋を営む個人事業者のXという者です。私の店舗ではここ数年、堅調に売上を伸ばしていること、個人では取引上の対外的信用度が低いことなどから、この度、法人へ移行することとしました。今回の法人化に伴い、個人で所有し… -
設立時に名前を借りた株主の遺族から株式の買取請求を受けた
バブル経済華やかなりし1986年に脱サラして飲食業の法人を設立したAと申します。その後、経営難の時代も何とか乗り切り、おかげさまで今では地元を中心に4店舗を展開するまでに成長することができました。当期も業績は極めて好調な… -
相続に備え、個人所有の土地を会社に売却した
飲食店を経営するAと申します。起業して30年、様々なことがありましたが、経営は軌道に乗り、幸いにも長男が私の店を継いでくれることも決まりました。最近は体調が思わしくなく、ちょっと気が早いかもしれませんが、長男への事業継承… -
長男に店の全ての資産を相続する旨、遺言を書いた
中華料理店を経営する法人Tの代表取締役のAと申します。私には妻(B)のほか、子どもが2人(長男C、次男D)おります。このたび、長男Cは私の店を継いでくれることになりました。私が100%所有する当社(T社)の株式は、跡継ぎ… -
不動産を購入、既存のビルを取壊し、店舗を新築した
私は東京23区内にて回転寿司店を営む法人の代表取締役Aという者です。私どもの法人では常々、役員会において、今後の課題としてファミリー層の獲得が議題にあがっていました。 そして、この度、手頃な物件が見つかったため、ファミ… -
和食店を経営する父の会社に、当社のビルを売却した
私は焼き鳥店を経営するA社のオーナー(A社には100%出資)を務めているXと申します。 今期、A社にはかなりの利益が見込まれるため、A社の持つビル(簿価3000万円)を、私の父が100%出資しているB社(和食店を経営)… -
店舗買収にかかった費用全額を課税仕入れとした
私は、飲食店業を営む会社の社長をしています。現在2店舗のもつ鍋店を運営しており、2店舗とも業績は好調ですが、季節による影響が大きいので、3店舗目はもつ鍋店ではないお店を出店したいと考えていました。 ちょうどそんな折に、… -
小さな店舗をたくさん出店しようと考えている
資本金が300万円で従業員が10人のたい焼き屋を営んでいるCと申します。 たい焼き屋は原価率が低く、又、狭い場所でも出店が可能であるので、多店舗展開を視野に入れております。 今期、他県に店舗を出店しました。小さな店構… -
儲かっているが法人化しなかった
私は焼肉店を営む個人事業者でAと申します。開業して6年目、当店は過去最高収益を記録したこと、店舗経営のノーハウも蓄積されてきたことから、2店舗目の出店を検討しています。 これまでは個人で確定申告を行っていましたが、いい… -
当社は年俸制なのにスタッフから残業代を請求された
居酒屋を経営しているAと申します。当社は社員への給与支払いに年俸制を採用しており、毎月の給与に残業代を含んで支払っております。社員採用時には、年俸額には残業代が含まれていることを全員に伝え、納得してもらった上で雇用契約を… -
無断欠勤のスタッフを解雇した
私は居酒屋を営む法人の代表取締役Aという者です。この度、当社の店舗の内装を大幅に改装するため、約10日間の内装工事を行う事となりました。内装工事の間は店舗の営業を行うこともできないため、ハワイへの慰安旅行(6泊8日)を企… -
「源泉所得税の納期の特例」で半年に一度、源泉所得税を納めている
ディナーショーを催すレストランを経営しております。 通常の従業員の人数は8人ですので、源泉所得税の納期の特例を受けており、半期に一度、源泉所得税を納めております。 昨年はディナーショーが重なり、通常の人数では間に合い… -
スタッフに決算賞与を支給した
弊社は飲食店業を営む3月決算の法人ですが、今期の業績が好調であったこともあり、決算期末後の4月上旬に法人税を試算したところ、多額の納税が発生することがわかりました。そこで、従業員へ決算賞与という形で賞与を支給し、会社の利… -
スタッフと海外に慰安旅行に行った
私は居酒屋を営む法人の代表取締役Aという者です。この度、当社の店舗の内装を大幅に改装するため、約10日間の内装工事を行う事となりました。内装工事の間は店舗の営業を行うこともできないため、ハワイへの慰安旅行(6泊8日)を企… -
残業してくれたスタッフに夜食代を渡した
私が経営しているレストランは24時間営業ですが、人手が足らない時には、勤務時間外まで残業をお願いする場合があり、その時にはレストランの食事(700円程度)を支給しています。 また深夜勤務者(午後10から翌日午前5時)に… -
お客様アンケート好感度1位のスタッフに景品をプレゼントした
私は都内で法人を設立し、焼肉居酒屋を経営しています。店で扱うお酒や食材は高級なものから安価なものまで取り扱っており、そのような経営戦略が功を奏し幅広い客層から支持を得ています。ただ食材だけではなく接客サービスにも力を入れ… -
会社からお金を借りた
飲食店の会社役員です。開業から3年経ち、ようやく事業も軌道に乗ってきました。 会社にも資金的余裕ができたので、5年返済の金銭消費契約を結んで、会社から1,000万円を無利息で借りることにしました。このお金は車の購入資金… -
反面調査で生活費の一部を店の経費にしたことがバレた
法人は設立せず、個人事業主として居酒屋を経営しているAと申します。当店では、基本的に特定の仕入業者から食材の仕入を行っておりますが、営業時間中に使い切ってしまった食材や調味料などは、近所の24時間営業のスーパーマーケット… -
ツケが時効になっていた
バーを経営しているAと申します。当店は基本的に現金またはクレジットカードで飲食代をお支払いいただくことにしておりますが、一部のお客様については、いわゆる「ツケ(売掛金)」も認めておりました。 今年に入り、売掛金扱いにし… -
クレジットカードの売上を入金時に計上した
私は数店のクラブを展開する法人(決算期3月31日)の代表取締役Aという者です。当社はここ数年、業績が好調に推移しており、この度、初の税務調査をうけることとなりました。 税務調査に備え、担当の税理士と過去3期分の取引の精… -
店の残り物でスタッフに賄いを提供している
私の店では、従業員全員(10人)に福利厚生の一環として昼食を提供しています。 昼食は、お客様に出す食材の使用しなかったものを利用して作っており、わざわざ食材を仕入れる事はありません。 従業員の出勤日数は15日で、一食… -
領収書に印紙を貼らなかった
私は都内某所で法人を設立し、和食の飲食店を経営しています。開業してから今年で約5年が過ぎるところです。開業当時は色々と大変でしたが、老舗での長い下積み時代があったため料理の味には自信があり、次第にお客様も増え経営が安定し… -
年払いしている家賃を全額今期の費用として落とした
弊社は飲食店業を営む3月決算の法人ですが、地代等の費用について年間払いしているものについては、従来から支払った時の費用として処理していました。 この度、税務調査があり年間払いしているもののうち、損金に算入されないものが… -
回収の目途がつかない売掛金について貸倒損失を計上した
弊社は、飲食店業を営んでいる法人です。自家製の焼きたてパンが人気を呼び、業績は好調です。パンについては、店舗での食事に出しているほか、他の飲食店にも販売しております。このたび、3年ほど前からパンを販売していた飲食店A社に… -
中古の店舗を大金をかけて改造して開業した
私は都内でイタリア料理店を経営しています。 今から半年ほど前になりますが、飲食店を経営していた友人からイタリア料理店風の店舗を居抜きで買い取り(内部造作設備も含めて800万円)、そのままその店舗で開業することにしました… -
店舗の壁紙を張り替えた
私は法人を設立し、自社所有の店舗で喫茶店を経営しています。 店をオープンしてから今年でちょうど5年が経過し、壁紙がかなり古くなってきたので、張り替えることにしました。 業者にどのような壁紙があるかを確認したところ、従… -
修繕費を全額経費にするつもりだった
私はイタリアンレストランを営む法人の代表取締役を務めています。この度、当法人は事業も軌道に乗って来たこと、店舗の内装の傷みが激しいことから、内装を特徴の無いものからイタリア風の内装に改装(原状回復、装飾のグレードアップな… -
業績が好調だったので自分(社長)の報酬を増額した
私は、飲食店業を営む会社の社長をしております。上半期の業績が予想以上に好調であったため、下期より従業員の給与をベースアップすることとしました。その際に、社長である私の給与につきましても、月額を増額し下期は増額後の額を毎月… -
妻に月給80万円支払った
私は都内で飲食店を経営している者(個人事業者)です。 店をオープンした当初は社員が1名いれば十分と思っておりましたが、次第にお客様が増えてきて忙しくなってきたこともあり、今年から妻にも店を手伝ってもらうことにしました。… -
いつもレジの現金残高があわない
居酒屋を経営しているAと申します。小さな店なので支払いは現金のみで行っています。客単価も数千円と低めなため、細かい現金のやりとりが多く、営業も深夜に及ぶため、定休日の前日にまとめて現金を数えているのですが、現金の実残高と… -
原価から逆算してメニューの単価を決めたのに利益が出ない
ステーキハウスを経営しているAと申します。開店にあたって、仕入原価率は35%と定め、仕入値に対して35%になるように料理単価も決定しました。 当店の場合、競り市で直接、枝肉(牛をと場でと畜して皮をはぎ、頭部と内臓と肘(… -
スタッフの給与をベースアップしすぎて赤字になった
うどん店を開業して3回目の決算を迎えたAと申します。過去2回の決算の説明を受けて財務諸表や利益の意味などは少しずつ理解できるようになりました。 当期の業績は極めて好調、従業員も忙しい中よく働いてくれましたので、従業員給… -
店舗の賃貸に係る諸経費のうちどれが費用として落せるのかわからない
私は法人を設立し、居酒屋を経営しています。独立開業する前は、大手フランチャイズチェーンの居酒屋で働いており、飲食店で成功するための1つの要素である店舗の立地条件についての知識は持っておりました。 そして、条件に見合った… -
金融機関に事業計画を出したが、融資を断られた
開業するにあたり、自己資金だけでは足りないため、ベンチャー企業に対する融資や育成事業を行っている知人から融資を受けたいと思いました。 知人に相談をしたところ、事業計画書を出すように言われたため、以下のような事業計画書を… -
居抜き物件で開業した
開業するにあたり、物件を探しておりましたところ、居抜きの物件でちょうどよい店を紹介されました。前の店が閉店して間がなく、内装などは少し手を入れれば問題なく営業ができそうな雰囲気でしたし、厨房設備などもそのまま譲渡してくれ… -
開店準備の途中で自己資金が底をついた
自己資金で店を持ちたい、と考えたのが20年以上前。メーカー勤務のサラリーマン生活を送っていましたが、ここにきて資金的に十分になった、と考えて会社を早期退職し、店を持つことを決めました。 店舗の保証金、敷金、家賃などの物… -
「所得税の青色申告承認申請書」を税務署に提出しなかった
飲食業界で働くこと15年、念願の独立を果たし、このたび小さなスペインバル(スペイン風の居酒屋)を開店したAと申します。 開業にあたり、私自身が食品衛生管理者の講習を受講し、保健所の営業許可証も取得しました。また、消防署… -
決算期を3月にした
10年前から飲食業界で働いており、いずれは自分の店を持ちたいと考えていたAと申します。今年1月、大変に良い物件が出たことを機に、法人を設立し起業しました。(この物件、「春は花見と春祭り、夏は花火、秋は紅葉が美しい公園」の… -
飲食店を居抜きで譲渡しようと考えている
長年、洋食店を営んでおりましたが、高齢を理由に引退をすることになり、料理長が店を引き継ぐ事になりました。私同様に、料理長も今のところ法人成りを考えておらず、個人事業者として飲食業を続けていこうと考えているようです。 厨… -
親族ではない料理長に店を譲りたい
和食店を経営するT社の社長を務めるAと申します。親族からお金をかき集めて起業したのが30年前。そろそろ私も引退を考えています。後継者には、起業した当初から当店で料理長を務めるB氏を、と考えています。B氏は私の親族ではあり…