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昼食時間にもマナーは存在する!
昼食時間はゆっくりとくつろぎたいものですが、多くの会社では数人で一緒に食べに行く習慣があるようです。そして、そんな習慣を無視してしまうと思わぬ失敗に繋がってしまうこともあるでしょう。
☆昼食時間を一人で過ごしていたら
新人時代、昼食時間を一人で過ごすことが多くありました。特に理由があったわけではありませんが、なんとなく自由な時間を求めていたのです。そこで、毎日好きな店を選んでは時間ギリギリまで雑誌を読むなどして過ごしていました。しかし、ある日、上司から「おまえは俺達と一緒にいるのが嫌なのか」と大目玉を食らってしまったのです。自分以外の社員はみんな、一緒に行けるときは必ずみんなで昼食を取っていました。自分の態度は他の先輩や上司を拒絶していると思われて、怒りを買ってしまったのです。
☆昼食の意味を分かっていなかった
しぶしぶでも昼食を一緒に取ってみると分かることがあります。それは、昼食時間が社員同士のコミュニケーションタイムになっているという事実であり、ビジネスマナーの一部だということです。ふだん話せない上司でも気軽に話しかけてくれますし、仕事の相談でも思わぬヒントが得られることもあるでしょう。人間関係を把握するにも昼食は大いに役立っているのです。昼食を一緒に取ることの意味、メリットを知らないと人間関係にヒビが入ることもあります。そして、最悪のシチュエーションだと社内で孤立する危険性すらありえるのです。
☆コミュニケーションスキルを積極的に磨く
昼食に限らず、会社にはコミュニケーションの中心になっているような時間や場所があるでしょう。そして、それを見抜き積極的に関わることで、会社の中で孤立することを防げます。たとえば、休憩室や喫煙所にいつもいる人がいないでしょうか。しかし、彼らはサボっているわけではなくて他では話せない深い話をしていることもあります。こうした場所に敏感になり、コミュニケーションスキルを磨くことによって、新人は会社になじむまでの時間を短縮できるといえるでしょう。
☆一人で仕事は続けられない
会社には大勢のひとが所属しています。なかには気のあわない人もいますし、できれば一人の時間がほしい人もいるでしょう。しかし、仕事とは一人で続けられるものではないのです。高確率で他人のサポートがなければ結果を残せない場面がやって来ます。そんなとき、ふだん交流がない人間をサポートしてくれる人間がどれくらいいるでしょうか。会社でコミュニケーションを意識して過ごすのは、最終的に自分のメリットとなって返ってきます。できるだけ多くの味方を増やしておけば、いざというときにも力を貸してもらえることでしょう。