「〈2訂版〉税理士が見つけた!(本当は怖い)相続の失敗事例64」は2015年に刊行された書籍の増補改訂版となります。
2015年に相続税の基礎控除額が引き下げや最高税率の引き上げが実施に伴い、「相続」が様々なメディアで取り上げられ、脚光を浴びました。事実、相続税の増税により、被相続人における課税割合が、2014年の4.4%から2015年の8.0%、2019年の8.3%と増税前後で2倍近くの割合で推移しています。また、民法改正による遺留分制度や配偶者居住権と、相続をめぐる環境の変化が続いています。
本書では、2021年4月時点の最新の税制に対応し、「失敗事例55」から「失敗事例64」と事例数を増やした、より充実した内容となります。
遺言、贈与、生命保険、遺産分割、税務調査、納税資金調達、自社株、不動産、社団・財団、民事信託、海外といった11の内容に分けて、先にしかわからない「相続」の失敗について、税務のプロが具体的かつわかりやすく解説します。