- Home
- テーブルマナーの失敗事例
- 意外?乾杯の際にグラスをぶつけるのはマナー違反
意外?乾杯の際にグラスをぶつけるのはマナー違反
#グラスをぶつけるのはマナー違反?乾杯にまつわる失敗事例
社会人になると、お酒を飲む機会が増えます。友人との気軽な飲み会であるならば、マナーにもあまり気をつかう必要はないのかもしれません。しかし、社会人である以上、テーブルマナーについてもしっかりと知識を持っておきたいものです。
乾杯のとき、同じテーブルの人にグラスをぶつけて驚かれたという経験がある人もいるのではないでしょうか。大きな声で「カンパーイ」と発声しながらグラスをぶつけると、何ともいえない爽快感が得られるという人もいるでしょう。しかし、乾杯の際にグラスをぶつけるのはテーブルマナー違反になります。
社会人になると、テーブルマナーに気を使うようになるという人も少なくありません。「グラスをぶつけるのはマナー違反である」ということを知らずに、誰に対してもこのような振る舞いをしてしまうと、「失礼な人」、「知識が乏しい人」などといった印象をもたらす原因にもなりかねません。
#なぜ失敗してしまったのか
同じテーブルの人同士でグラスをぶつけて、「乾杯!」と盛り上がるシーンはテレビドラマのワンシーンとしてよく見られます。また、乾杯のときにグラスをぶつけるのは、人によって「当たり前」の習慣になっている場合があります。そのため、乾杯のときにグラスをぶつけること自体がマナー違反であると知らない人も少なくありません。お酒の席でよく見るシーンであるからこそ、疑問を持たない人が多いことが失敗の原因であると考えられます。
#グラスはぶつけないのが正しいマナー
乾杯の際、同じテーブルの人同士でグラスをぶつけるのはマナー違反であるということが分かりましたが、それではどのようにするのが正しいテーブルマナーなのでしょうか。
まず、乾杯のときにはグラスを目の高さくらいまで上げ、「乾杯」と発声してからグラスに口をつけるのが大人のマナーです。会食の目的によっては、「おめでとうございます」や「お疲れさまでした」などといった一言を添えても良いでしょう。グラスをぶつけなくても、正しいテーブルマナーを実践することで、楽しい会食を実現することができます。
#グラスが割れてしまうことを防ぐ目的も
また、ハイクラスのレストランで使用されているグラスの中には、グラスそのものが薄く、繊細である可能性があります。そのため、グラスをぶつけてしまうと割れてしまう危険性も考えられます。乾杯をするときにグラスをぶつけるのはマナー違反でもありますが、グラスが割れてしまうことを防ぐ目的もあるのです。
簡単なテーブルマナーですので、「会食のときには、グラスはぶつけない」と覚えておくと良いでしょう。