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冬のハワイ旅行は機内での空気感染に要注意
☆ハワイに着くと同時に風邪で寝込む
寒さ真っ盛りの冬の日本を飛び立って、常夏の島に降り立つのというのはハワイ旅行ならではの醍醐味です。しかし、せっかく南の島にたどり着いたのに風邪を引いて寝込んでしまいました。
☆意外に多い機内での感染
この失敗の原因はウイルスによる空気感染の可能性を考慮していなかった点にあります。日本からハワイまでのフライト時間は約7時間です。その間、数百人の乗客が完全な密室に閉じ込められているわけですから、誰かが風邪を引いていれば空気感染する確率は非常に高くなります。しかも、飛行機の内部は機材の腐食を防ぐために除湿機能によって乾燥状態を保持し続けているため、ウイルスが感染しやすい環境がそろっているのです。また、体力があれば感染しても発病には至らないかもしれませんが、海外旅行にはつきものの時差ボケに襲われると体力が落ちてしまいます。そうなると、ウイルスに対する抵抗力も低下し、熱を出して寝込んでしまうことになりかねません。
☆感染を防ぐためには湿気の維持が重要
日本を飛び立ってハワイに行く場合、特に冬の時期はウイルス感染を防ぐための対策が必要です。そして、その対策の基本となるのがマスクです。マスクをつけていると息から出る湿気が口周辺にとどまり、保湿効果が高まるのでウイルスの感染力を弱めることができます。また、フライト中はこまめに水分を補給し、喉を乾燥させないことも大切です。さらに、現在では加湿機能付きの旅客機もあるため、出発日時を調べてそれに乗るのもよいでしょう。
☆効果的な時差解消法
空気感染から身を守るためには時差ボケを防いで体力を維持しておくことも大切です。ちなみに、ハワイ行きは夜出発の便がメインになっており、それが時差ボケの起きやすい原因のひとつだと考えられます。例えば、21時に日本を出発した場合、到着時間は単純計算で7時間後の4時になりますが、ハワイとは5時間の時差があるので実際には9時に到着します。その間、飛行機で数時間しか眠らずに朝を迎えてしまうとその時点で生活のリズムが崩れてしまうというわけです。そこで時差ボケを防ぐのに一番よいのは、飛行機に乗り込んだ直後から到着までぐっすりと眠ってしまうことです。そうすれば朝のハワイにさわやかな気分で降り立つことができます。そして、そのために必要なのは耳栓です。それがあれば周りの雑音も気にならず、眠ることに集中できるでしょう。あとはアイマスクや首枕があれば万全です。ただ、初めてハワイに行くときは興奮してしまい、なかなか寝付けない場合があります。そういうときはホテルにチェックインしてから数時間眠って体力を回復させましょう。もし、チェックインまで時間がかかるというのであれば、ホテルに荷物を預けてビーチで寝てしまうというのもひとつの手です。