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体調管理も仕事のうち
社会人になったら、仕事を早く覚えて任せてもらえるようになりたい、とがんばりすぎてしまうことがあります。しかし、ときにはそのがんばりが空回りし、失敗してしまうこともあるので気をつけましょう。自己の体調管理ができていないと周囲に迷惑をかける結果になります。体調管理も社会人のビジネスマナーのひとつです。
☆熱があるのに出社してしまった
朝起きたら頭痛がして、熱を計ったらいつもより高いけれど仕事もたまっているし、迷惑をかけたくないので出社したとします。しかし、出社したものの、頭はぼーっとしてしまい、体もだるく全く仕事がはかどらなかったということもありえます。結局仕事は中途半端なまま、無理に出社したので結局その後3日間寝込んでしまい、同僚がその仕事を片付けることに。さらに、隣に座っていた他の同僚も熱を出して会社を休んでしまったら、その同僚の仕事にも穴をあけてしまうことになり、結局周囲に多大な迷惑をかけてしまったことになります。
☆体調が悪いときは無理をしない
真面目な性格から、これくらいの熱で休むなんて申し訳ないという気持ちで多少の体調不良でも出社する方は少なくありません。さらに忙しいときに限って体調がすぐれないということは起こりがちです。さらに、上司の目が気になるから出社せざるをえない、という方もいるでしょう。このようにさまざまな理由により、つい体調が悪くても無理をしてしまうことがあります。しかし、体調がすぐれないのは誰にでも起こりうることです。
☆早めに休むことも大切
熱があったり咳が出たりするときには、これ以上症状が悪化しないように休むという判断は必要です。風邪だと思っていたらインフルエンザだったということもあります。なにか調子が変だと思ったら早めに病院に行って診察してもらうことが正しい対処方法といえます。しかし、皆が忙しい時期に自分だけ休むのは気が引けると思うこともあるでしょう。しかし、万が一インフルエンザであったときには、無理に出勤して周りの方にうつしてしまうと周囲にさらに迷惑をかけてしまうことになります。
☆体調管理はビジネスマナー
ビジネスマナーといえば、名刺の交換方法、敬語の使い方、服装などを最初に意識しますが、体調管理がしっかりできることも社会人として最低限必要なマナーといえます。風邪などをひかないように、毎日の生活で夜更かしや食生活が不摂生であればしっかりと見直していくことが大切です。