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結婚式の余興で失敗してしまった体験談
☆すてきなサプライズのつもりだったのに
結婚式で、新郎の私は新婦を喜ばせたくて、何かサプライズ演出ができないかと友人たちと計画していました。そこで思いついたのが、フラッシュモブです。事前に何も告げず、突然に音楽がかかり踊り出す友人たち、そして最後には私も踊りの輪に加わり、新婦を楽しませる予定でした。ところが、本番では踊りはメチャクチャで、生まれたのは失笑の嵐です。新婦には慰められたのですが、親戚一同からは「恥ずかしかった」ときつく怒られてしまったのが、今でも思い出す大きな失敗です。
☆余興を甘く見るべきではなかった
結婚の浮かれ気分で余興を計画してしまったのが、失態の原因だったと思います。式とは新郎新婦だけのものではなく、結婚式場に来てくれた全ての人たちが楽しむべき場所、それにもかかわらず、身内の軽いノリで余興を計画してしまったのがいけませんでした。仮に余興をやるにしても、事前に入念なリハーサルを重ね、人が観るに耐えるだけのクオリティーにまで高めておかなければ、自分だけでなく関係者にも恥をかかせる結果になってしまいます。「そもそもやるべきだったか」という判断も含めて、検討するべきでした。
☆余興の完成度を高める方法とは
余興の完成度を高めるにはまず、出し手が得意な分野で勝負するということではないでしょうか。たとえば、歌が上手い人なら歌で、喋りが上手い人なら漫才でというように、得意な分野ほど失敗する確率が低くなります。そのうえで、練習時間はたっぷりと確保する必要があるでしょう。団体芸の場合なら、全員のスケジュールを合わせるのは難しいですが、可能な人だけでも事前に練習をすることをおすすめします。それも、できることなら1回だけといわず、複数回通しで練習をする機会を持つといいでしょう。
☆余興は誰のためにやるものか考えよう
余興を企画するときは「誰のために行うのか」と意識すると、完成度の低い余興を行おうという気持ちはなくなります。結婚式で、余興はその場にいる全員から観られるものです。会社の上司、親戚、恩師など目上の人々に、破綻した芸を見せてしまったら失礼にあたります。「こんな式に来るんじゃなかった」と怒らせてしまう可能性すらあるでしょう。余興の内容も、刺激的なものは避けて無難で平和なものにした方が、多くの人が共感してくれます。観る人全てが愉快な気持ちになれる余興を目指して、計画してみることが肝心なのです。