正座をするときは要注意!足がしびれて動けなくなったときは?

#正座で多い失敗とは
日本料理などの食事で和室を使う場合は正座をすることが一般的です。その結果、足のしびれにより立てなくなることも少なくありません。正座をするときは足を折りたたむ必要があります。また、座った状態で上半身を支えるため、足が圧迫されて血流が悪くなります。体重が掛かることも足のしびれの原因につながります。足がしびれた状態で立ち上がろうとして、転倒することもあります。また、足をもみほぐしたり、足のつま先を引っ張ったりすると、足のしびれを取るために役立つことから、ついつい実行しがちです。

#なぜ足がしびれるのか
座るときの足の置き方によっては、足がしびれやすい原因にもなります。かかとの上にお尻を乗せる方法では、かかとに掛かった体重が分散されないため、すぐにしびれてしまいます。

#どうすれば足がしびれずに済むのか
正座をするときは、両足の甲を重ねて円をつくり、その中にお尻を乗せるように座りましょう。そうすることで体重が足全体に分散されます。足の甲を重ねることで、どちらかの足が下になりますが、定期的に置き換えることで足のしびれ予防にもつながります。

#正座をするときは
正座をするときは背筋を伸ばすことも大切です。両足の甲を重ねてつくった円の中にお尻を置くことで体の重心が後ろになるため、背筋を伸ばすのにも役立ちます。姿勢がよくなると下半身への負担が軽減され、足のしびれ予防にもつながるのです。
また、両膝をぴったり付けずに少し離して座ることがポイントです。女性の場合は3~4センチ程度を目安にしましょう。ただし、両足の甲を重ねて座っていると、下になった足がしびれてきます。それを防ぐためには、5分を目安に上下の足を置き換えるように意識しましょう。ただし、まわりの人に気付かれないように行うことが大切です。そのためにも、膝が隠れる長さのフレアスカートなど、足を動かしやすい服装が重宝します。
上半身を前後に動かすことにより足の重心が変わるため、しびれている部分への血流がよくなります。こちらの動作をするときも、人目に付かないようにさりげなく行う必要があります。
もし、足がしびれた場合は、座布団の外につま先を立て、かかとの上に腰を落として重心をかけましょう。その間に荷物をまとめられるなどのメリットがあるため、知っておくと役立つかもしれません。なお、こちらの動作をスムーズに行うためにも、座るときは座布団の端に指先を寄せておきましょう。
もちろん、足がしびれた状態で無理に立つことは禁物です。足のしびれにより感覚がなくなっているため、転倒して捻挫や骨折をしたり、頭を打ったりする恐れがあります。また、居合わせた人にぶつかって怪我を負わせるリスクもでてきます。足がしびれて困らないためにも、足がしびれないように意識して座ることをおすすめします。

転ばぬ先の杖!

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