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お茶を出すときに緊張しすぎて大失敗!
新卒で入社した場合や入社してからまだ年数があまり経っていない人の中には、ビジネスマナーに自信がないという人も少なくないでしょう。仕事をこなしていくにつれて、ビジネスマナーも自然に身についていく場合が多いのですが、できるだけ最初からミスはしたくないものです。あらかじめ、失敗事例をもとにその原因と対策を理解しておけば、自信をもって上司やお客様に接することができるでしょう。
☆お茶をこぼしてしまってパニック状態!
女性の新入社員が最初に任されることが多いのが、来客へのお茶出しです。しかし初めのうちは、正式な出し方を知らないという人も少なくないのではないでしょうか。一度にたくさんの人数分のお茶を持って行ったり、慣れない手つきで慌てて出そうとしたりして、応接室でこぼしてしまうケースも少なくありません。実際にお客様の前でお茶をこぼしてしまうと、パニックになって適切な対処ができなくなってしまうこともあります。
☆原因は過度な緊張や勉強不足
仕事に慣れないうちは緊張するのは仕方がないことですが、過度な緊張は失敗を招く原因になります。早くお茶を出さなければという焦りから、お盆を持ったままお茶を出して手元がぐらついたり、出す順番を間違えてしまったりする場合もあります。また、お茶出しの手順がきちんと頭の中に入っていないことも原因のひとつです。お茶を出す時になって思い出そうとしても、緊張もあってなかなかうまくいかないケースが多いでしょう。
☆正式なマナーを頭に入れるとともに、リラックスすることも大切!
大事な取引先の方などにお茶出しをする時は、粗相をしてはいけないとプレッシャーを感じてしまいがちですが、できるだけリラックスするように心がけましょう。万が一こぼれてしまった時のために、お盆の上にお茶を拭くための布巾を乗せておけばさらに安心です。また、お客様の人数が多い場合は無理に1人で運ぼうとはせずに、複数回に分けたり2人で持って行ったりするように心がけましょう。ビジネスマナーについて書かれている本に目を通したり、先輩のお茶の出し方を参考にしたりして、正式なお茶出しのマナーをあらかじめ知っておくことも大切です。事前にある程度の知識があれば、美しい所作でお茶を出すことができるでしょう。
☆マナーを身につけるためだけじゃない!新入社員がお茶出しをする理由は他にもある
今まで実家で暮らしていた人などは、自分でお茶を入れる機会があまりなかった人も多く、会社に入って初めて正式なお茶の入れ方を学んだという人も少なくないでしょう。新入社員がお茶出しを任されるのは、マナーを身につけてほしいのはもちろん、お客様の顔を早く覚えてもらいたいという理由もあるのです。あらかじめお茶出しのマナーをきちんと理解しておけば、リラックスしてお茶出しをすることができるので、お客様の顔や特徴などを覚える余裕も生まれるのではないでしょうか。