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二世帯住宅にリフォームして後悔!失敗した理由などを紹介
☆自宅を二世帯住宅に変えて失敗!
長年住んでいた自宅を二世帯住宅にリフォームしました。子ども夫婦や孫と一緒に楽しく暮らすためです。新しく二世帯住宅を購入するのは多額の資金が必要なので、自宅をリフォームしようと思ったのです。しかし、二世帯住宅にしても楽しく過ごせるようになりませんでした。寝不足の日々が続くようになり、生活しにくくなったので失敗したと感じています。
☆失敗の理由は?生活のリズムが違う!
大きな理由は、子ども夫婦や孫の生活リズムを考慮しなかったことです。親夫婦は高齢であるため、夜は早く寝る習慣があります。それに対して子ども夫婦や孫は遅くまで起きているケースが多いです。日中は仕事や学校で忙しく、帰宅後も家事や宿題があるので、就寝まで時間がかかってしまいます。そのため、子ども夫婦や孫の生活音で睡眠が妨げられてしまい、親夫婦は寝不足が続くようになったのです。
☆どうすると防げたのか?寝室の配置がポイント!
リビングなど生活の中心の場所から、それぞれの寝室を遠ざけましょう。そうしないと寝不足になるだけでなく、朝の生活にも支障が出てしまいます。高齢の親夫婦は、まだ暗い早朝に目が覚めることも多いです。しかし、まだ眠っている子ども夫婦や孫に遠慮して、活動しにくく感じることがあります。そういった事態を避けるために、寝室の配置に気を使う必要があるのです。その前提として、子ども夫婦と話し合って、お互いのライフスタイルを把握しておくことも大切です。
☆二世帯住宅の種類を解説!
二世帯住宅は大きく3つのタイプに分けられます。一世帯のような感覚で同居したい場合は、寝室以外のスペースは共有のタイプを選択することになります。逆にお互いのプライバシーを尊重して生活したい場合は、完全に分離したタイプが良いです。玄関から内部まで明確に左右に分けて、2軒の住宅が密着して建っているような状態です。また、左右ではなく上下に分離させるケースや、同じ敷地内に単純に2軒の住宅を建てるケースもあります。
分離させたくないけど、ある程度の独立性も保ちたいという人もいるでしょう。その場合は、部分的に共有スペースを持つタイプを選択します。玄関だけ共有にして後は別々にしたり、リビングやダイニングなども共有にしたりするなど、さまざまなスタイルが考えられます。リフォームで二世帯住宅にする場合も、基本的にはこの3つのタイプのどれかを選ぶことになります。