知ってる?食べかけの皿を下げられないためのテーブルマナー

#食べかけの皿を下げられてしまった
家族でレストランにフランス料理を食べに行ったときのことです。上品な盛りつけのコース料理がテーブルに並べられ、盛りつけも味もとても楽しみながら食事をしていました。メインディッシュに差し掛かったあたりで一度休憩しようと思い、お皿の上にナイフとフォークを揃えた状態で食事の手を止めました。するとウェイターの方がサッと現れ、何も聞かずに食べかけの料理の皿を下げてしまいました。まだ食べるつもりだった料理を下げられてしまい驚きましたが、「まだ食べます」と声をかけるのも品がないかと思い、あきらめました。

#ウェイターとの意思疎通ができていなかった
フランス料理などの食事の場では、ナイフとフォークを揃えて置くということは「この皿はもう下げて頂いて結構です」という意思表示になるということを知りませんでした。正しい教育を受けたウェイターは、このような客の無言の意思表示をきちんと汲み取り、あえて何も声をかけずに皿を下げることがあります。まだ食べるつもりの料理でも、ナイフとフォークを揃えて置いてしまうと皿を下げられてしまっても仕方がないのです。

#ナイフとフォークを使った正しい意思表示
テーブルマナーにおける正しい意思表示の方法を知っておけば、このような失敗は防ぐことができます。食事の途中で一度手を休めたいときは、ナイフとフォークを皿の上に八の字の形に置きます。ナイフとフォーク、それぞれの先端を皿の上部で合わせ、持ち手は左右に均等に広がる形です。このような形で置くことで、「まだ食事中です」という意思表示になります。食べ終わった場合は、ナイフとフォークを揃えて皿の上に置きます。揃えたナイフとフォークは皿の中央に水平方向に置くか、持ち手が右斜め下にくるように置きましょう。いずれの場合も、ナイフの刃は自分側に向けて置くのがマナーです。

#スマートに食事を楽しむために必要なテーブルマナー
正式な食事の場では、皿の上のナイフとフォークを置く位置が、ウェイターへの皿を下げるタイミングの合図になることを知っておきましょう。フランスなど西洋では、食事は適度な会話を挟みながら楽しむのがマナーです。そのためウェイターは会話を妨げないように、さりげなく皿を下げたり料理を出したりするよう教育されます。客は自分がまだ食事中なのか、それとも皿を下げてほしいのか、ナイフとフォークの位置でウェイターに意思表示をすることで、食事がスマートに進むのです。まだ食べるつもりだった料理を下げられてしまった……などということにならないように、きちんとしたテーブルマナーを身につけて食事を楽しみましょう。

転ばぬ先の杖!

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