向かい席の友人がスープ皿をひっくり返したときの対応

#失敗の内容について
先日、大学時代の同級生4人で、久しぶりに会って話をしようということになり、都内のフレンチレストランに食事の予約を入れました。約束当日は、懐かしさもあってお店に入った直後から大いに話が盛り上がりました。席に着いてから互いにスマートフォンを取り出して、近況報告をしていたのですが、向かい席の友人がスマートフォンをバッグに入れようとしたとき、肘がスープ皿に勢いよく当たってしまったのです。飲み始めたばかりのスープ皿がひっくり返り、みるみるうちにスープが広がっていきます。私はスープがテーブルから滴り落ちると感じ、とっさに膝に置いていたナフキンを取ってテーブルを覆いました。ナフキンはしっかりスープを吸い取って、テーブルの下までは汚さずに済みました。

#失敗のポイントとは?
対処した直後は、限られた時間でよい判断ができたと感じていたのですが、自宅に戻って母に話したところ、ナフキンでテーブルを拭くのは行儀が悪いと指摘されました。粗相してしまった友人をフォローしようと、とっさに行動したのですが、確かにナフキンを使ってテーブルを拭いたのはよくありませんでした。また、自分たちで何とかしようとしたのも問題でした。あのときは、私たちが慌てているのに気づいた給仕の人が、すぐに駆けつけてテーブルクロスごとサッと交換してくれたのです。

#正しい対処法
スープが大量にこぼれてテーブルに広がりそうなときはナフキンを使うのではなく、手持ちのティッシュを使って汚れを防ぐのが望ましい対応です。また、アクシデントが起こったときには、ためらわずにスタッフに伝えるようにしましょう。

#詳しく解説
フランス料理で提供されるテーブルナフキンは、口や指が汚れたときに拭うためのものです。そのため、スープをこぼしたからといって、ナフキンでテーブルを拭くのはマナー違反となってしまいます。汚れが広がりそうだと感じたときは、ティッシュを持っていれば、取り急ぎティッシュで押さえて応急処置を行うとよいでしょう。その後、速やかにお店のスタッフに対応してもらえるよう合図します。お店のスタッフはゲストが楽しいひとときを過ごせるよう、来店時からお店を出るまでサポートする役割を担っています。そのため、困ったことが起きたときには自分たちで何とかしようとするのではなく、スタッフにお任せするのもマナーの一つです。トラブルが起きたときにはスタッフに対処してもらい、その後、お礼を伝えるほうがスマートな対応といえます。

転ばぬ先の杖!

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