新築祝いに赤いアロマキャンドルを贈ってしまった!

☆新築祝いに赤いアロマキャンドル
学生時代から親しくしている友人が結婚して新居に引っ越したので、新築祝いとしてアロマキャンドルを贈りました。新居での生活が始まったのがちょうどクリスマス前だったので、夫婦で素敵なクリスマスを過ごしてもらおうと考えたのです。クリスマスらしさを演出するために、アロマキャンドルの色は赤色にしようと決めていました。お店をあちこち巡って、グラスの中に赤いローズとキャンドルを組み合わせたデザインのものを見つけたとき、友人にピッタリだと感じて嬉しくなりました。キャンドルはクリスマス向けにラッピングしてもらい、新居に招かれた日に新築祝いとして持参しました。プレゼントをその場で開けた友人は「ありがとう」と言いましたが、キャンドルを箱の中に戻して棚に置いたまま、それ以上の感想は何も言ってくれませんでした。

☆キャンドルと赤色が火事を連想させる
友人はいつもニコニコしていて、喜びを大げさなくらい表現してくれる人です。そのため、この日の反応は少し気がかりでした。自宅に戻ってから、インターネットで「新築祝い」について検索してみたところ、自分が間違いを犯したことが分かって愕然としました。情報によると、新築祝いでは火事を連想させるものはタブーとされていました。キャンドルやコンロのように「火」を思い浮かべるものは、贈ってはいけなかったのですね。また、赤色も火事を連想させるため、選ぶべきではなかったようです。時期的にクリスマスが近かったので、キャンドルや赤色にこだわってしまったのが失敗の原因です。

☆「火」が思い浮かぶギフトは選ばない
新婚の友人に楽しいひとときを過ごしてほしいという気持ちを表したかったので、キャンドルにこだわる必要はありませんでした。2人で味わえるワインを贈ればよかったと、今になって思います。また、キッチンや洗面所で使えるタオルをプレゼントしても喜んでもらえたかもしれません。友人には気づいたときに、すぐにお詫びの連絡を入れました。気づかずに贈ってしまったことを伝えると、「まったく気にしていない」と言ってくれたので、ホッとしました。

☆新築祝いの選び方について
新築祝いでは、火事を連想させるものを贈ってはいけません。具体的には、キャンドルやライター、コンロ、トースター、灰皿などがあげられます。また、赤色のものも火事を思い浮かべてしまうので、赤色の商品や包装紙は選ばないようにしましょう。そのほか、壁に穴を開けて飾る絵画やインテリアなども避けた方が無難です。普段づかいのタオルやお花、好みがわかっていればスイーツやお酒などは相手に負担がかからず、喜ばれるギフトとなるでしょう。

転ばぬ先の杖!

関連記事

紙書籍

  1. 「〈2訂版〉税理士が見つけた!(本当は怖い)相続の失敗事例64」は2015年に刊行された書籍の増補改…
  2. 空き家は846万戸、総住宅数に占める空き家の割合は13.6%と過去最高を記録し、人口減少であるにもか…
  3. 「税理士が見つけた!(本当は怖い)建設業経理の失敗事例55」は「失敗から学ぶ実務講座シリーズ」の10…
ページ上部へ戻る