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ご祝儀をいれるふくさの包み方を左右逆にしてしまった!
☆ふくさの包み方によって、祝儀・不祝儀が変わる?
友人の結婚式に参加することが始めてだったので、これまで結婚式に行ったことがある別の友人に話を聞いてご祝儀袋を用意しました。ご祝儀袋にいれる金額の相場やふくさで包むということもあらかじめ聞いていたので、しっかりと風呂敷に包んで持って行きました。いざ、受付の人に出す時に風呂敷から出して「ちゃんとマナーを守っているもんね」と悦に入りながら周囲を見渡してみると、「何か変だな?」と気づきました。後から来た人のふくさをよく観察してみると、私の包み方と左右が逆になっていたのです。その後、ネットで調べてみたら自分の包み方はご祝儀袋を渡す包み方ではなく、葬儀や法事などの不祝儀袋を包む時のやり方だったと気づいて、新郎新婦に対して申し訳なく思ったことがあります。
☆失敗のポイントはマナーを軽く考えていたこと
友人に相談してふくさに包むまではちゃんと聞いていたが、その包み方まではしっかりと理解していませんでした。まさか、ふくさの包み方によって結婚式などの慶事と葬式や法事などの弔事の用途があるとは思っていなかったのです。「どうせすぐ取り出して受付に渡すんだから」とマナーを軽く考えていたのかもしれません。
☆慶事は右開き、弔事は左開き
ふくさは結婚式や出産祝いなどの慶事は右開き、通夜や葬儀などの弔事は左開きと決まっています。マナーは自分が知らないだけで、意外と細かい部分まで決まっていることがあるので、よく理解した上で参加するようにしましょう。
☆たたむのが面倒なら、財布タイプを利用するという方法も
ふくさには正式なたたみ方が決まっています。自分でよく理解できない場合には、友人や親など、結婚式に出席した経験がある人に事前に相談しておくようにしましょう。きっと祝儀袋の包み方以外にもさまざまなマナーについてアドバイスをくれるはずです。
ふくさを購入する時は色によってもその用途が異なることにも注意が必要です。赤やオレンジなどの明るい色は慶事に用いることができますが、紺やグレーなどの暗い色は弔事用なので注意してください。ただし、紫は慶事・弔事どちらにも使える色ですので、1枚ぐらいは持っておいても損することはないでしょう。
また、結婚式の度にふくさに包むのが大変だと思う方は、財布タイプのふくさを利用するという方法もあります。ご祝儀袋を金封の中に入れるだけで準備することができるので簡単です。現在では左・右どちらの開き方にも対応している両開きタイプのものもありますので、紫色のものを購入しておけばどのような場面にも対応することができるでしょう。