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大切な商談でのラフすぎた服装
社会人として働くうえで、ビジネスマナーは欠かせません。けれども社会人経験が短いと、どうしても失敗というのはしてしまうものです。ここでは、ビジネスマナーでの失敗談とその対策を紹介していきます。
☆大切な商談でのラフすぎる服装はNG!
夏場のクールビズ期間に商談があり、上司と共に顧客先に出かけることになっていました。クールビズということで、いつものようにポロシャツ、チノパン、スニーカーで待ち合わせしていたところ、スーツにネクタイ姿の上司に会いました。
時間がなかったため、顧客先に直行し応接室で待っていると、取引先の人も全員がしっかりとした服装でした。場違いな雰囲気となってしまいとても恥ずかしい思いをしました。
☆失敗の原因は?
クールビズ期間は、どんな場合でも軽装で良いと思っていたことが問題といえるでしょう。外回りがメインの営業職などでは、クールビズ期間もあえてスーツを着用しているケースがあります。また重役との面会や大切な商談のときは、クールビズ期間であってもジャケットを着用すると良いでしょう。
☆どうすればよかったか?
先輩や上司がしっかりとした服装をしているのに、自分だけラフなファッションとなってしまうと、非常に気まずい思いをします。周りとのバランスを考えた服装を心がけましょう。
社内業務がメインの日は、クールビズ仕様の軽装でも問題ありません。けれども外出の予定があったり、社内の他部署との打ち合わせがあったりする場合は、服装について事前に確認しておくと、自分だけ場違いなファッションになる心配もありません。
☆社会人として相応しい服装とは
男性はスーツ、女性はビジネスカジュアルがスタンダードな服装です。入社直後は、黒や紺など落ち着いた色を着用することが多いですが、会社に慣れてくるとファッションを楽しむ人も出てきます。
ファッションを楽しむこと自体は問題ないのですが、TPOを考えた服装を心がけることが大切です。特に「クールビズ」には注意が必要です。
クールビズとは政府主導で行われている環境対策です。気温の高い夏場に軽装化することで、オフィスの冷房設定温度を抑え、CO2排出を減らすことを目的としています。
クールビズ期間は、ポロシャツ、チノパンといったカジュアルな服装での出社が可能です。しかし、大切な商談や重役との面会のときは、しっかりとした服装が推奨されています。
したがって職場にネクタイやジャケットを準備しておくなど、時と場合に合わせた服装にすることが重要です。