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名刺交換するときの失敗事例!渡すタイミングを誤って後悔
初めて取引を行うクライアントとは、名刺を交換するのが一般的です。しかし、ただ交換すれば良いというものではありません。受け渡しの方法にはビジネスマナーが存在するからです。そこで今回は、名刺の交換に関する失敗事例や正しい対応などを説明します。
☆クライアントとの名刺交換で失敗!
初めてクライアントの企業に出張したときに、名刺交換に関するミスをしてしまいました。それまで名刺交換の経験がなかったので、いつ渡せば良いのか分からなかったのです。相手の方が目上でしたし、忙しそうにしていたので、タイミングを合わせた方が良いと思いました。結局そのとおり、名刺を先に出したのは相手です。それを受け取ってから渡す形になったのですが、交換自体はできたので特に問題ないと思っていました。しかし後から上司に報告すると、マナー違反であることを指摘されてしまったのです。
☆失敗の理由は?名刺交換には順番がある!
名刺の受け渡しの順番に、慣習があることを知らなかったのが大きな原因です。基本的にビジネスシーンでは、目下の者から渡す必要があるのに、目上の相手から受け取るのを待っていたのが間違いでした。また、相手が忙しそうにしているのを見て、名刺を渡す積極性を失ってしまったことも問題です。
☆目下の者から渡すのが正解!
相手が目上の場合は、自分から名刺を渡すようにしましょう。特に相手がクライアントの場合は、年齢に関わらず自分が目下の立場になるので、相手より先に渡さなければなりません。また相手のタイミングに合わせると、親睦を深める気持ちがないと感じられてしまう恐れがあります。熱意をアピールするつもりで、自分から積極的に渡すようにしましょう。
☆すぐに交換できない場合は?注意点を解説
名刺交換をしようとしても、何らかの理由でクライアントがすぐに対応できないケースもあります。だからといって、クライアントから渡されるのを待っているのは良くありません。相手が対応できるようになったら迅速に渡せるように、名刺を出したまま待機しておきましょう。名刺は名刺入れから抜き出したら、胸の高さで持っておくのが基本です。クライアントに対応する余裕ができたら、社名や部署、氏名などをはっきり述べて、お辞儀をしながら渡します。その後にクライアントから名刺を受け取りますが、その際もお辞儀を忘れてはいけません。両手で受け取って、胸の高さで持ちながら記載内容を確認しましょう。