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同じ間違いを繰り返さない
得意なこと、苦手なこと、人それぞれありますが社会人になると少しずつ苦手なことは克服していく必要があります。一度の失敗なら大目にみてくれても、二度、三度続けば上司や先輩などは時間を割いて同じ説明を繰り返さなければならないことに苦痛を感じていくでしょう。相手の仕事の時間も奪ってしまいます。ビジネスマナーとしては気をつけておきたいところです。
☆取引先からのクレームでミスが発覚
ある取引先に対して見積書を作成しているときに、前回の見積書の日付だけ替えてそのまま先方に提出してしまったとします。何度も継続している案件だからとチェックしなかったことにより、取引先からクレームが来ました。実は今回の見積から双方合意の上で値引きをすることになっていたのに、それをすっかり忘れていたのです。値引きを反映させていなかったために自分の上司宛に取引先から問い合わせがあり、上司に叱られた、こんな経験も時にはあるでしょう。しかし、同様のケースが至るところで散見されると、上司や先輩はこの仕事を依頼することに不安を感じてしまいます。自分が上司や先輩、取引先の立場だったらどう感じるでしょうか。
☆思い込みは禁物
もう何度もやっているから覚えた、と思って無意識のうちに勘違いしたまま仕事をすすめていくと、このような結果になります。時には相手が間違っていることもありますが、自分の勘違いや間違った思い込みがないか振り返ってみることは大切です。仕事を続けていくうちに、常に覚えなければいけないことがあったり、今までのやり方が変更になったりすることは日常茶飯事です。安易に自己判断することは避けたほうがよいでしょう。
☆うっかりミスを防ぐ
ビジネスマナーの基本として、少しでも迷ってしまったら必ず上司や先輩などに相談したり、指示を仰いだりすることが大切です。自己判断で物事を進めてしまうと、その修正をするために余計な時間がかかることがあります。新しい仕事を覚えることになったら、必ずメモをとっておくことを忘れないようにしましょう。時々メモを見返しながら、変更が生じたら追加で記載していくようにするとうっかりミスをおさえられます。
☆ミスが多いと信頼されない
苦手なことでミスをしてしまうのは誰にでもあることです。しかし、丁寧に指導や助言をしてもらっているにも関わらず、何度も同じミスをしてしまうのは信頼を失うことになります。ミスは繰り返さないように自分なりの工夫をしましょう。