- Home
- ビジネスマナーの失敗事例
- 独りよがりになるべからず!コミュニケーションは綿密に
独りよがりになるべからず!コミュニケーションは綿密に
ビジネスマナーの基本はコミュニケーションにあると言えます。上司や部下とのコミュニケーションがうまくいっていないと、お互いの意志や言動に食い違いが生じがちになり、ビジネスパーソンとしてやってはいけないミスにつながってしまいます。
☆報告・相談を怠って抱え込んでしまう
経験は時に盲点にもなります。ビジネスパーソンとしてそれなりに経験を積むと、一人でも多くのことを任されるようになりますが、任された仕事をどこまで独断で進めていって良いかという点については、しっかりと確認しておかなければなりません。仕事を一任されたときは、それだけでもやる気になって、ついつい自己判断で事を進めてしまいがちになっていました。上司に報告や相談をして進めていくべき事柄も、そうした報告を怠って自分一人で抱え込もうとしてしまったのです。そうすると、次第に一人だけでは賄えないほど事態が進んでしまい、結局のところ多くの人に迷惑をかけてしまいました。
☆報告すべきことを報告しなかった
仕事を任されたということにやりがいを感じるのは良いことですが、その結果として誰かに頼るということの大切さを見失ったための失敗です。ビジネスパーソンとしての基本である、人との綿密なコミュニケーションを怠り、報告すべきことが報告できなかったところに失敗のポイントがあります。
☆わからないことはきちんと聞こう
仕事に関してわからない点があったら、遠慮せずに上司や先輩に相談や報告をするようにしましょう。仕事を一任されて自己判断を重視したい気持ちもありますが、まだ経験が浅いうちは、わからないことはわからないものとしてきちんと聞くことが大切です。
☆積極的なコミュニケーションを通じて意思の疎通を
ビジネスにおいて意思の疎通はとても大切な要素です。始めのうちは些細なズレであっても、それを放っておくと大きな食い違いに発展し、思いもよらない事態になってしまいます。仕事でミスを犯すことは確かに恥ずかしいことかもしれません。ただ、それを何とか挽回しようとして、自分一人の問題にしてしまうのは危険なことだと認識しましょう。結果的にミスを挽回することができなかった場合、多くの人にその影響が広がってしまい、大きな迷惑をかけてしまうことにもなりかねないからです。報告するべきことか迷うような小さなことであっても、まずは上司や先輩に報告・相談してみるように心がけてみましょう。もちろん、上司や先輩の中には、些細なことは自己判断で進めていくべきと考えている人もいます。ただ、報告を怠ったことで失敗してしまうことを避けるためには、小さなことでも積極的にコミュニケーションを取るようにしてみましょう。