せっかくの結婚式の写真が失敗してしまった!

☆写真撮影を家族に任せたが…
私の結婚式で起こしてしまった失敗談です。以前から、式でカメラマンを雇う人の気持ちが分かりませんでした。最近のカメラは性能が良いため、正直なところアマチュアが撮影しても美しい写真が撮れるだろうと思っていたからです。そこで、自分の式では弟に撮影を任せてみることにしました。しかし、出来上がった写真を見て呆然としたのは、シャッターチャンスをことごとく逃していた、感動のない写真ばかりだったからです。結婚式場のスタッフさんが撮ってくれた写真が何枚かありましたが、せっかくの思い出を留めておくことができませんでした。

☆カメラマンを雇うべきだった
「プロに頼まなくてもいいだろう」という考えが、いかに甘かったのかを思い知らされました。聞けば、弟は式中にお酒を飲みすぎて撮影に集中できる状態ではなかったようです。プロのカメラマンであれば、絶対に仕事中、お酒を飲むなどという行為はしなかったでしょう。また、常にシャッターチャンスを狙って、式場のあちこちに注意を向けてくれていたと考えられます。参列者に頼んでしまうと、結婚式を楽しみながら撮影を行うので、どうしても撮影に集中し続けることは難しくなりがちです。そこに思いが至らないのは迂闊でした。

☆撮影を頼む相手をもっと考慮しよう
プロのカメラマンを雇う以外にも、写真のクオリティーを上げる方法はあったと、今なら思います。今回私が弟に頼んだのは、もっとも気軽にお願いができる相手だったからです。しかし、弟は特にカメラの知識があるタイプの人間ではありませんでした。使用したカメラにしても、私の私物を貸し与えていたに過ぎないのです。少し探せば、撮影を進んで行ってくれるようなカメラ好きの参列者はいたのではないでしょうか。撮影を頼む相手を熟慮しておけば、後々の後悔を防げる可能性は高くなっていたと考えられます。

☆結婚式を形で残す大切さ
多くの人にとって、披露宴は人生のハイライトだといえます。「自分の人生で一番幸せな瞬間」として覚えている人も珍しくないでしょう。そんな時間は、ただ過ごすだけでなく形にして残したいものです。たとえ、式を挙げているときにそんなことを思わなくても、時間が経過したときに「やっぱりもっと写真がほしかったな」と悔やむことは出てくるのではないでしょうか。式で撮ってもらう写真は、思い出を保存するためにかなり重要な役割を担っています。撮影者も含めて、こだわってみることをおすすめします。

転ばぬ先の杖!

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