豪華なだけじゃダメ?結婚式の料理

☆みんなに喜んでもらおうと豪華なメニューに!
自分の結婚披露宴にて、一生に一度のことなのでゴージャスに演出しようと、料理も披露宴で一番人気と教えてもらった高級な食材をフルに使用した高級フランス料理にしました。ほとんどの参列者が「豪華でおいしかった。リッチな気分が満喫できたよ」と喜んでくれたのですが、なかには料理を残し食が進まない方も見られました。みんなが喜んでくれると勝手に決めつけていたこと、高級なフランス料理は目の前に出されたら無条件で嬉しいだろうという、安易な思い込みをしていた自分を大いに恥じました。一生の思い出に残る結婚式でしたが、それが唯一の反省点でした。

☆人によって味覚の好みは違うことを痛感
高齢でこってりしたものをあまり受けつけない人、食べ物によってアレルギーがある人、単純に好き嫌いがある人、そして食べ物が制限されている妊婦さんなど、披露宴にはさまざまな人が集まります。味の好みや体質は千差万別、いろいろな好みがあるものです。それを考えず、豪華な料理がずらりと並んでも、全ての人が喜ぶとは限りません。フォアグラは胃にもたれる、伊勢海老はアレルギー体質の人がいる、ステーキなど脂っこいものは控えるように医者から言われているなど、参列者の意見を細かく聞いていては披露宴の準備が進まないのですが、ゴージャスな雰囲気を味わえる豪華料理を出せば喜ぶという、安易な発想が失敗の原因でした。

☆参列してくれたゲストのために感謝の気持ちを
あくまで参列者の皆さんに楽しんもらおうという、おもてなしの心のこもった披露宴をするという心が足りませんでした。一生に一度のことなので、お金がかかってもいいという考えから豪華な料理を選びましたが、周りの既婚者の先輩や結婚式場で働く方々と、料理についても打ち合わせをするべきでした。プランナーさんには、披露宴でのアレルギー体質の参列者の対処の仕方など、その道のプロですから良いアドバイスが聞けたはずです。経験者やプロの意見にも、しっかりと耳をかたむけることの重要さを痛感しました。

☆披露宴からカジュアルなパーティーまで、いろいろな料理スタイルがある
結婚式の食事スタイルは、披露宴でも着席スタイルや、パーティー形式だとゲスト自身がセルフサービスでビュッフェ料理を取り立ったままで食事をする立食スタイル、着席と立食を合わせた着席ビュッフェスタイルなどがあります。そして、メニューはフランス、和食などの各料理、そしてフレンチと日本料理を合わせた折衷料理などもあります。結婚式のスタイル、会場に集まる層を配慮して料理コース、スタイルを選択しましょう。

転ばぬ先の杖!

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