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システムキッチンのリフォーム失敗事例
☆キッチン器具の並びに失敗した_x000d_
キッチンのガスコンロや冷蔵庫などが古くなったので、思い切ってキッチンのリフォームをしました。今までは冷蔵庫はキッチン入り口の近くに置いていたのですが、ガスコンロの横に冷蔵庫を置くのはよくないということで、入り口から離れた奥の場所に移動。これが失敗でした。シンクの横に冷蔵庫を移動したことで、料理はしやすくなったのです。しかし料理の最中に、幼い子どもたちが冷蔵庫にあるものを取ろうとして、始終うしろを通るので危なくてしかたありません。会社が休みのときには夫も加わって、冷蔵庫の中を探ろうと、狭いキッチンの中を歩き回るので困ってしまいます。_x000d_
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☆なぜシステムキッチンのリフォームに失敗したのか_x000d_
料理をするときの動線を考えて、自分が料理をしやすいように冷蔵庫、シンク、調理台、コンロの順番にしたのはよかったのです。しかし家族全員がキッチンを使うということが念頭にありませんでした。家族全員のキッチンにおける動線を考慮する必要があったのです。以前のキッチンで家族の出入りがそれほど気になることがなかったのは、冷蔵庫が入り口に近い所にあったからでしょう。冷蔵庫をキッチンの奥に移動したのは間違いでした。_x000d_
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☆システムキッチンのリフォームにどのように対応するべきだったのか_x000d_
自分以外の家族の動線も検討するべきでした。家族が料理を手伝うわけでもなく、冷蔵庫を利用する機会が多いだけならば、冷蔵庫の位置は動かさずに、機器の並びをコンロ、調理台、シンク、冷蔵庫とするのでもよかったでしょう。また出入り口を左右両側に作るという方法も考えられます。これならば奥に冷蔵庫を置いても料理をしている人の後ろを通らずに済みますし、家族が料理の手伝いをするにしても便利です。_x000d_
キッチンが狭いということならば、壁を取り除いてダイニングとスペースを共有するオープンキッチンにしてしまうという方法を考慮してもよかったでしょう。_x000d_
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☆キッチンの動線_x000d_
キッチンの動線は、まず料理がしやすいことを第一に考えることです。キッチン機器の並び順としては冷蔵庫から食材を取り出して、シンクで洗い、調理台で処理し、コンロで焼く、といった動線が一般的です。しかし家族のことも考えなければなりません。冷蔵庫は誰もが頻繁に使用するもの。家族がアクセスしやすい場所に置きましょう。_x000d_
対面キッチンにする場合は、ダイニングと接するカウンターにシンクを配置するといったことも考えられます。しかしコンロまで配置するとなると、油がダイニングまで飛び散るのを防ぐ手立てが必要となります。