- Home
- リフォームの失敗事例
- キッチンにありがちなリフォームの失敗事例
キッチンにありがちなリフォームの失敗事例
☆お洒落なキッチンが大失敗!_x000d_
キッチンリフォームであった失敗です。スパイスやジャムなどが並べられるようなお洒落な出窓のあるキッチンを希望していたため、システムキッチンの導入に伴ってキッチン全体をリフォームしました。デザイン性を重視して窓は外側に開く両扉のものにし、カフェカーテンを使うものにしました。希望に近い雑貨店やカフェなどを参考にし、ネットで見つけた画像も業者に見せてイメージを伝え、ナチュラルテイストでお洒落なキッチンが完成しました。しかし、システムキッチンを搬入して実際に使ってみると大変なことが発覚しました。シンクやガステーブルの幅で窓まで手が届かず、開閉ができません。_x000d_
_x000d_
☆全体の奥行きの計算ミス_x000d_
出窓の奥行きばかり考えてしまったことで、完全にシステムキッチンの奥行きを忘れていたことが原因です。業者にも出窓ばかり優先していたので、窓が開閉できる距離の配慮が抜けてしまったのでしょう。はめ殺し窓なら問題はありませんが、キッチンなので閉めっぱなしの状態は避けたいものです。さらに、古いキッチンからシステムキッチンになることで、以前よりサイズが大きめになるということが分かっていなかったのも原因のひとつと考えられます。_x000d_
_x000d_
☆正解は出窓を作らないこと_x000d_
キッチンに出窓を作る時には、シンクなどを置かない場所に設けることで窓が開閉できないという失敗を防げます。キッチンには出窓自体必要無いと考えたほうがよいかもしれません。どうしても作る場合には、カウンタータイプのキッチンのように壁に設置する必要のない場合に限定したほうが無難です。スパイスや調理器具をお洒落に置きたい場合は壁に専用の棚を作ってしまうか、シンクの上部のスペースを活用するのもお洒落にまとまります。_x000d_
_x000d_
☆窓の形状やタイプは部屋で選ぶ_x000d_
窓は形状の選び方でお洒落な空間演出ができるのは確かです。特に出窓の場合は、奥行きの寸法によっては観葉植物を飾ったり小物類を置いたりできるので便利に使えます。しかし、肝心な時に窓の開閉ができなくなってしまうと、生活そのものが不便になります。窓は、部屋の使用目的を考えて適切な大きさと形状を選びましょう。そのためには、どんなタイプの窓があるかということを知っておく必要があります。リフォームのする時にはプロに任せることが一番ですが、施主自身も自分の希望に沿った窓はどんな形状か予備知識をつけると同時に、どのように使いたいかをしっかり説明しながら事前に打ち合わせをしましょう。