ちょっとしたコツで引っ越し後が劇的に楽になる荷造り!

概要

気に入った物件へ引っ越すということは、新しい環境での生活の第一歩であり、とてもワクワクするものです。これからどんな生活が始まるのか、家具の配置や部屋のインテリアはどうしようか、そうしたことを悩むのも楽しいものですね。そうした快適な新生活の為に、引っ越し時の覚えておきたいポイントをご紹介します。

失敗事例

Aさん一家はこのたび新築一戸建てを購入し、長年のアパート暮らしから一軒家に移り住むこととなりました。このアパートにはかれこれ10年以上住んでおり、沢山の思い出が詰まっています。その間に家族も増えて4人になり、アパートは手狭に。いずれは子供たちの部屋も必要になりますから、そうした将来の事を考え決断したのでした。新居はアパートから車で10分程の距離なのですが、やはり10年間の生活で増えた荷物は膨大。子供もいるので引っ越しは業者を頼った方が良いと判断し、S社へ依頼する事にしました。10年ぶりの引っ越しなので、引っ越しの段取りはすっかり忘れてしまっていたAさん一家。S社の担当者が見積もりに来てくれ、いろいろと相談する事にしました。
Aさん一家が引っ越しを希望していた時期は、引っ越し業界でも繁忙期と言われる時期。沢山の引っ越しが重なり、料金も通常の時期より割高になります。子供のいるAさん一家は当初、荷造りもお任せできるプランを依頼しようと思っていたのですが、見積もりを出してもらった結果、自分たちが予定していた金額をはるかに超えるものでした。何とか交渉してみましたが、希望の金額までは下がりません。しかし家の購入や新居に必要な新しい家具などの購入でお金を使っているので、お金に余裕のないAさんはやむなく荷造りを自分で行うコースに変更し、何とか予定していた金額へ引っ越し料金を納めることに成功しました。
荷造りを自分で行うプランでは、引っ越しの規模に応じて段ボール箱が無料で提供されるサービスがあります。大型の家具や家電は当日業者が梱包と搬出を行ってくれるので良いのですが、その他の細々したものは全て自分たちで荷造りをする必要があり、それは子供のいる一家にとって予想以上の負担となりました。しかも現在は家族4人。それぞれの家族の荷物があり、そうしたものを仕分けながら梱包するのは時間がかかります。一つの段ボールの梱包が終わると、マジックで誰のどんな荷物が入っているのかを書き、それを部屋の片隅に積み上げるという作業をコツコツと続けました。
何とか梱包を無事に終わらせ引っ越し当日を迎えました。当日は引っ越し業者のスタッフがテキパキと荷物を運び出し、長年住み慣れたアパートはあっという間に空に。あとは新居へこの荷物を搬入してもらえば終了です。幸い引っ越しの距離が近かったため、新居への移動から搬入までもそれほど時間がかからずに終了しました。
引っ越し後はこの荷物の荷解きが待っています。引っ越し先ですぐに使いたいものもあり、家族4人がすぐに使いたいものを大量の段ボール箱の中から探すのは思いの他大変でした。重くて持ち上げるだけでも苦労する段ボールもあり、そうしたものの中から一つ一つ確認するだけでも大変ですし、目的の荷物が見つからない事に段々イライラし、疲れのせいもあってとうとう喧嘩が始まってしまいます。結局あちこちの段ボールを開け、その中から使いたいものを探し出すために沢山の時間が必要になり、必要なものを探し出せたころには疲れ果て、家族の雰囲気も最悪です。

正しい対応

こうした失敗、実は梱包するときのちょっとした工夫で簡単に防げるのです。まずは引っ越し当日に新居ですぐに使うものは、1つの段ボールにまとめて梱包しましょう。引っ越し当日新居でお風呂に入る、食事をするという予定にしているのであれば、その時に使うものを一つにまとめておくのです。そうすれば、一つの箱を開けるだけで目的のものがすべて揃いますから、大量の箱の中から探し出すという労力は必要なくなります。さらに箱の外側に目立つような印を付けておいたり、他の荷物とは異なる色の梱包テープを使うなどして、箱を一目で見分けられるように工夫するのです。

解説

これは家族の荷物を梱包する際にも使えるテクニック。お父さんの荷物は黒色のテープ、お母さんの荷物は赤色のテープ、子供たちの荷物はさらに別の色のテープで梱包するのです。そうするとぱっと見ただけで誰の荷物が入っているのかを識別でき、荷物を整理するときも便利ですし、引っ越し業者のスタッフが新居へ荷物を搬入する際も、テープの色別に段ボールをまとめて貰ったり、特定の色のテープの箱を特定の部屋へ搬入して貰うことも簡単にできます。そうすれば、新居で重い箱を分別するという労力も必要なくなりますね。
こんなちょっとした工夫で余分な労力や手間を削減できますし、荷解きもスムーズに進める事が出来ます。新居での新しい生活、簡単な一工夫で楽しく生活をスタートさせましょう。

転ばぬ先の杖!

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