宗教によって不祝儀袋の表書きが異なることを知らずに失敗

☆キリスト教式の葬儀で、不祝儀袋の表書きの書き方を間違えた
近所の人が亡くなり、葬儀に参列することになったのですが、キリスト教式の葬儀に出るのは初めてでした。そのため、献花のマナーなどは周囲の人に聞いて把握していたものの、不祝儀袋の表書きの書き方までは頭が回らなかったのです。不祝儀袋の表書きは、以前会社の先輩に「御霊前はどの宗教の葬儀でも大丈夫な書き方」と聞いていたこともあったので、今回も御霊前と書いて受付に渡しました。
しかし、一緒に参列した近所の人に「亡くなられた方の教派はプロテスタントだから、御花料か献花料と書くんだよ」と注意されてしまいました。

☆他者から聞いたマナーがすべて正しいと思い込んでしまったことが、失敗の原因
会社の先輩に聞いたマナーが全部正しいと思い込み、自分から葬儀のマナーについて詳しく知ろうと思わなかったことが今回の失敗の原因です。同じキリスト教式でも、カトリックとプロテスタントでは葬儀の流れや不祝儀袋の表書きなどが異なるということを、把握していませんでした。

☆冠婚葬祭に関するマナー本などで勉強しておくことが大切
自分より経験や知識がある人からマナーを聞くのも良いことですが、冠婚葬祭のマナーについて書かれている書籍などに目を通すことも忘れてはいけません。特にお悔やみの知らせは突然届くものなので、葬儀に参列する際に必要な知識は持っておく必要があります。亡くなった人の宗教儀礼を重んじながら参列することがマナーのある行動といえるのではないでしょうか。

☆不祝儀袋の選び方や表書きの書き方
葬儀に参列する場合は、亡くなった人の宗教にふさわしい不祝儀袋を選び、正しく表書きを書く必要があります。
仏式の場合は、白黒や双銀の結び切りの水引を選びます。蓮の花の絵が描かれている不祝儀袋を使用しても構いません。表書きは御霊前や御香典、御香料と書きます。
神式も白黒や双銀の結び切りの水引を使いますが、蓮の花が描かれているものは使用できないので注意が必要です。表書きは御神前や御玉串料、御榊料の他、仏教と同じく御霊前と書いても構わないことになっています。
キリスト教式では水引があるものは使わず、十字架やユリの花が描かれた白い封筒を用いるようにします。表書きは御花料と書きましょう。カトリックの葬儀では御ミサ料、プロテスタントの葬儀では献花料と書くこともできます。御霊前は、カトリックの葬儀では書いて良いとされている場合もありますが、プロテスタントの葬儀では認められていない場合も少なくありません。遺族に確認できない時は、御花料と書いたほうが良いでしょう。
また、不祝儀袋に入れるお札は、故人が亡くなることを予測して新札を用意していたと思われてしまう場合もあるので、旧札を使用することをおすすめします。

転ばぬ先の杖!

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