親族ではない料理長に店を譲りたい

010料理長に挨拶する若い料理人

和食店を経営するT社の社長を務めるAと申します。親族からお金をかき集めて起業したのが30年前。そろそろ私も引退を考えています。後継者には、起業した当初から当店で料理長を務めるB氏を、と考えています。B氏は私の親族ではありませんが、真面目な人柄で店の従業員からの信望も厚く、料理の腕前とその指導力はもちろん、経営的なセンスもなかなかのものがあります。変化を恐れずやり抜く力もあり、彼の考えた改革案で経営危機を乗り切ったこともありました。私はだいぶ前から「後継者は彼しかいない」と考えておりました。
B氏の経営権を盤石にするためにも、B氏に当社の株式をすべてもってもらいたいと考えています。そこで、現在当社の株式を持つ親族に相談に行ったところ、
「適正価格で買い取ってくれるならば構わない」
とのこと。ところが、B氏は当社の株式を買い取るほどの資金がない、と言います。
こうなったら、B氏は経営者として代表取締役にするけれど、株式は私と私の親族が持ち続ける、という方法しかないと考え、先日、B氏を代表取締役社長に就任させ、私は代表権のない会長に退きました。
決算を迎え、代表取締役が代わったことを税理士に報告したところ、税理士は実に複雑そうな顔をしていました。何か問題があったのでしょうか。

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親族ではない料理長に店を譲りたい
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