席次には注意!結婚式の座席の決め方

☆披露宴の座席の席次を間違えた
結婚式の披露宴の席次について、後日友人から指摘を受けました。私自身、席次についてはほとんど知識がなかったために起こった失敗でした。席次を考えるのは私の担当で、両親や親戚、旦那の意見を聞くことなく準備を進めていましたが、何も指摘されることはありませんでした。もし準備段階で何か指摘されていたら、当日失敗することはなかったでしょう。友人曰く、席次を間違えると非常識と思われかねないため、気をつけなければいけないようです。とりわけ、旦那の会社の上司を誤った席次にすると、昇進にも影響しかねないと言われたときは、さすがにドキリとしました。

☆一部の目上の人を後ろの座席にしていた
会社の上司は前の席にしていましたが、大学時代の先輩方を後ろの席にしてしまいました。目上の人といっても、上司だけで良いだろうといういい加減な考えがあったからです。先輩よりも会社や大学の同期を前の席にしたことについて、先輩には非常識だと思われたでしょう。当日は、披露宴の前にゲストの皆に座席表が配られました。座席表には「新婦友人○○大学テニス部同級生」といった感じで、誰の、どういう知り合いかまで書かれていました。席次を見た会社の上司も、「おや?」と疑問に思ったかもしれません。

☆目上の人は前に座っていただく
先輩にあたる人は皆、前方に配置することが常識とされています。席次は目上の人には敬意を払うものだとされているため、上司のみならず先輩も前方の席に座っていただかなくてはいけないのです。したがって、披露宴では目上の先輩はすべて席次が前方であるように考えなくてはいけません。人によっては、親しい人を前に配置したいという気持ちもあるでしょう。幼稚園からの幼なじみや会社で自分を慕ってくれる後輩など、前の席にしたい気持ちもわからないことはありませんが、席次に反することは慎みたいものです。

☆正しい席次の決め方
結婚式場では、長テーブルや円卓で食事をします。長テーブル・円卓いずれの場合も、花婿や花嫁の席に近い席を上座といって、目上の人が座る席になります。対して、会場の入り口に近い後方の席を下座といい、大学や会社の後輩を座らせることが多いです。したがって、40代の会社の上司、30代の大学の先輩、2歳下の会社の後輩の席次を考える場合、まず上座に会社の上司、続いて大学の先輩、会社の後輩の順番になります。席次を決める際はゲストの年代をきちんと整理して、ゲストにふさわしい座席にする必要があります。

転ばぬ先の杖!

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