壁紙選びの失敗を減らす方法

☆壁紙の色が想像していたものと違うものだった
業者さんと打ち合わせのときに、サンプルを見せてもらいながら壁紙を決めます。しかし、サンプルにある壁紙はどれも小さく、部屋がどのようなイメージになるか想像がつきにくいものです。実際にリフォームをしてみると、壁紙が自分の想像したイメージと違うなんてことも少なくありません。しかし、お互いが合意しているので、施工が終わった後で壁紙を変更することはできないのです。

☆店舗でサンプルを見ただけで決めないようにする
実際に自分の部屋の壁紙を変更するときは、店舗にあるサンプルを眺めているだけでは自分の理想とする雰囲気をつくることは難しいでしょう。店舗と部屋の照明が違うので見え方が変わってきますし、小さい壁紙では素材の感じが伝わりません。しかし、店舗でどのサンプルにするかを悩んでいて、業者さんのおすすめされたものに決めてしまうことも少なくありません。実際の部屋に貼るとどうなるかを考慮せず、業者さんに促されたまま壁紙を決定してしまうと思い描いたリフォームをすることができなくなる可能性があるのです。

☆理想とする壁紙を選ぶためにできること
気に入った壁紙をいくつか選んだら、業者さんに面積の広い壁紙を用意してもらいイメージを固めるのが良いでしょう。小さなサンプルより大きなサンプルで見たほうが、壁紙の雰囲気を感じやすくなります。もし可能なら、施行予定の部屋でサンプルの壁紙をあてがうとか、サンプルを借りて家で熟考することがおすすめです。どうしても業者さんと話していると、プロの意見に聞き入ってしまうことがあり、意思がぶれてしまう可能性があります。そのため、自分が当初予定していた壁紙と違うモノを選んでしまい失敗してしまう可能性があるのです。

☆壁紙を選ぶときに必要なこと
壁紙を部屋のイメージに合わせるときに必要なことは、部屋の家具や家電、壁紙以外の場所との親和性を考えることが大切です。白い壁紙を選ぶにしても、新築のときと同じ色を選んでしまっては古くなった家電や窓枠などの汚れが気になることがあるでしょう。新しい壁紙の色を落ち着いた色合いにして、古い家具・家電とも調和させることで統一した雰囲気のある部屋にすることができるはずです。しっかりと自分の中でイメージを固めることと、実際に固めたイメージをサンプルを使い照らし合わせる作業が大切です。
業者との話し合いだけに収まらず、いろいろな視点から照らし合わせることで壁紙選びの失敗を減らすことができるはずです。

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