トイレのリフォームは簡単に考えると後で後悔することも

☆トイレは最新の多機能なものが一番?
リフォームでお馴染みなのはトイレです。毎日必ず利用する場所ですし、家族の人数が多ければ多いほど水道料金もかかり掃除も大変です。トイレなんてみな同じと考える方もいれば、この機会に最新の節水トイレや多機能なものに変更しようと思う方も☆エアコン取り換えに伴い壁紙の補修費用が発生
全面壁紙張り替えリフォームを実施しましたが、その翌年エアコンが故障してしまいました。エアコンの修理費が思いのほか掛かることがわかったので、エアコンを買い替えることにしましたが、最近の機種はコンパクトなものが多く、以前と同じサイズのエアコンが見つかりません。エアコンの裏側は壁紙を張り替えていなかったため、新しいエアコンを設置するとサイズが以前より小さい分、リフォーム前の張り紙が見えてしまう状態です。内装業者にきてもらう必要が生じ、補修費用がかかることになりました。

☆エアコンの老朽化が予想以上……以前使用した壁紙が廃盤になっていたアクシデントも。
エアコンがまだ故障するとは思っておらず、状態をしっかりと調査していなかったのが失敗の要因です。仮に故障したとしても新しいエアコンを付け替えることで、エアコンの裏側の古い壁は隠せると考えていました。また壁紙を少し張り直す程度の修正は容易だと思い込んでいましたが、以前使用した壁紙が廃盤になっており、似たデザインのものを探すのに四苦八苦する結果に。時間も費用も予想よりもかかってしまいました。

☆壁紙の張り替えとエアコンの交換は同時期が理想的?
壁紙を張り替える際には、エアコンの交換時期と合わせると合理的です。エアコンの状態をよく考慮しましょう。エアコンをはずすとなると脱着費用がかかりますが、周囲から壁紙を差し込むことで、取り付けたまま張り替える方法もあります。この方法でもエアコンを外すと以前の壁紙が見えてしまうのは変わりませんが、周囲から壁紙を差し込んだ分、古い壁の部分は狭いです。今回のように新しいエアコンがコンパクトになった場合でも、付け替えることでまた古い壁紙を隠せる可能性があります。

☆壁紙のトラブルは意外と多い!エアコン以外にも壁に接しているものは要注意
壁紙のリフォームはあまりトラブルが起きないように思えるかもしれませんが、油断は禁物です。今回のようなエアコンに関するトラブルはよくあることです。エアコンだけではなく、壁に接しているものはしっかり確認しておきましょう。カーテンレールのように取り外し可能なものはいったん外して、下の部分まで壁紙を張り替えるようにしましょう。壁紙を張り替えることで周囲が綺麗になる分、スイッチプレートの古さがピックアップされることがあるので、同時に交換することをおすすめします。また今回のようなトラブルが発生することを考慮して、工事の際にあまった壁紙は取っておくと安心です。いるでしょう。しかし、機能が多くなればその分故障する可能性が高まりますし、価格も高めになる傾向があります。機能もいろいろあるのでトイレを選ぶときには迷ってしまいますが、本当にこの機能は必要なのだろうかと一旦立ち止まって考えてみることが失敗しないポイントです。

☆ありがちなドアのトラブル
トイレで広いスペースを確保したいときは、トイレで寛ぎたいから広くしたいなど何らかの拘りがあるか、敷地に余裕があるかに限られる可能性があります。しかし、都市部ではマンションに住む方も多いので、限られた最小限のスペースにトイレがあるという方がほとんどではないでしょうか。そのため、リフォームをするといってもトイレの使いやすさにまで目が届くことはありません。見落としがちな点としては、ドアを変更するときです。引き戸であれば問題はないのですが、外開きから内開きに変更してしまうとトイレに入るのも体をよじらなければいけない、という失敗リフォームになってしまうので気をつけましょう。

☆狭いスペースだからこそ
狭いスペースであるトイレは、慎重にトイレ本体を選ばないと失敗してしまう可能性があります。例えば手洗い場がついていないタイプのトイレは別途トイレ内に小さな手洗いを設置することがあります。そうなると、ただでさえ狭いスペースがより窮屈になることも。体が大きい方は設置した場所によっては常にぶつかってしまうことがあります。さらに、便座の大きさはしっかり調べておくことが大切です。デザインが気に入ったからという理由で選んでみたものの、想像以上に場所をとってしまい窮屈な見栄えのトイレになってしまった、というケースも考えられます。

☆清潔に保つために工夫を
トイレは毎日使いますし、どうしても場所柄汚れてしまいます。頻繁に掃除をしなければ衛生上よくないです。そのため、内装の材質にはこだわることがとても大事です。湿気がこもりがちでカビが生えやすいトイレであれば湿気をとるタイプのタイルを使う、床材はトイレ掃除用の洗剤を使っても耐久性が高いものを選ぶようにするとよいでしょう。さらに通気性をよくするために新しい換気扇を導入したり、小窓を作ったりなどの工夫が必要です。

転ばぬ先の杖!

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